胤舜に敗北し、無様な逃走という自らへの敗北もしてしまった武蔵。師は山だという武蔵が山中で修行を続け、己を見出していきます。
崖のシーンはの宮武蔵でも印象的でした。

個人的には上泉守秀綱の登場も嬉しい巻です。
「我が剣は 天地とひとつ──故に剣は無くともよいのです」
という言葉には圧倒されます。
胤栄の親心とも言える師匠としての心境も垣間見えます。

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