多くの人は多分知らないし、普段気がつかないのだが
人間の体というのは不思議な奇跡が積み重なって運用されていて
少しでもタイミングが狂えばうまく組み合わない仕組みもある。
機械ではないのだから、”ちょっとした不具合”などいくらでも起きるのだ。
もう少しそうしたことと、皆が向き合えたら色々と変わってくるかもしれないと思った。
未熟児の母親が自分を責めたり、周囲に責められたりその可能性を心配したり
せめてそういったことだけでもなくなってほしいと思う。
本巻は鴻鳥先生の出番はそこまで多くなくインパクトも少ないし
いろんな面で厳しい現実を突きつけられることが多くて辛い巻だが
希望も見えてほっとする部分もあり良い話だったと思う。
2015.8.30