10話「バスバス走る」
11話「閉じ込められたライバル達」
12話「わたしの名前は伊東せりかです」
13話「3次元アリ」
収録。

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いよいよ三次試験開始。
監視カメラに気づいても気づかなくても、対話しろと言われたら
話の内容や主導権の握り方など自分ならとても気を遣ってしまいそうだ。

宇宙飛行士になる未来に手が届くかもしれないという
現実味を帯びた状態で、ブライアンたちのビデオを見せられるというのは
やはりどうしようもなく重いだろうと思う。
日々人の遺書のエピソードの後なだけに、むっちゃんには一層のことだろう。

ケンジと六太が班が離れてしまうが、
離れていても気にかけられる仲間がいるのも良いなと思う。

班ごとにリーダー各の人の人柄で雰囲気が大きく異なっていく。
その国独自のルール。響く言葉だ。
採点方式も投票方式も、一見フェアなようでいて
互いをそうした目で見てしまうから、非常にぎすぎすしてしまうだろう。
福田さんのリーダーシップと人柄が温かく、他のメンバーと相俟って
とても良い。
互いのことを知らない内から互いを値踏みするようなことを避けられて
素晴らしい選択だと思う。

せりかさんの気持ちは結構わかる。
私も同じような宿題で名前の意味を訊いたが、
色々考えて縁起が良くてあまり無い名前をつけた、としか聞かず
こういう意味の名前、という理由が聞けなかった事がある。
みんなが理由を話している中で、自分だけ縁起の良い名前、珍しい名前、
というのはちょっとがっかりした。
でも、一生懸命考えてくれたそれだけで、名前の響きだけで
自分の名前を大事で好きになれるものだと思う。

新田がおにいちゃんと六太のことを呼び続けるのが
古谷ほどではないにしろ多少癇に障るのだが、後々の展開を思うと
新田なりの親近感であったり嫉妬だったり複雑な思いが込められているのだな
と考えてしまう。

自分も仕切ろうとしているのに、ケンジを邪魔にする溝口が
ライバル意識剥き出しなのが、この時点で既に邪魔だ。
個人的にはバックグラウンドを聞いても最後まであまり好きになれなかったキャラクター。

3次元アリのエピソードは自分は宇宙兄弟で初めて知ったが
非常にわかりやすく興味深い喩え話だった。
抗議文の回答としては正しくないかもしれないが、
「心配ない、日々人がいる」という六太の台詞も痺れた。
話してもわかろうとしない自分たちに批判的な人間に心を砕くより、
自分たちの信じる道を進むことが何より大事で、
それがいつか批判する人の考えを変えることもあるかもしれない。
抗議することも大事だとは思うが、抗議しないというのもまた
大切な選択だと思う。

2014.8.14

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