炎の蜃気楼(ミラージュ)〈31〉耀変(ようへん)黙示録2 布都の章 ネタバレあり感想

炎の蜃気楼シリーズ(31) 耀変黙示録 2 ―布都の章― (コバルト文庫) 文庫 – 2000/11/1

桑原 水菜  (著), 浜田 翔子 (イラスト)

成田譲によって、自宅から連れ出された美弥。彼女は今までの不安から、譲に何が起きているのか説明を求める。だが、譲の言葉に不安は明確に、そして恐怖へと変化した!一方、高耶たちはヒルコ流しに加わった人物を訪ねるが、その身勝手さに高耶は怒りを覚え、挙句殴ってしまう。その後、彼らは「フツ」の手がかりである板神璽の謎を解くべく、神体文字を読めるサニワの元へと向かうが…。

https://amzn.to/35PYY0v

譲が出てくるのは嬉しいのだが、どうにもひどいことになっている。
高坂も、信玄に忠義を尽くす訳ではなかったのが、戦国ではありがちとは言えちょっとがっかり。

熊野は好きな場所なのだが、オリジナル解釈の神話でどんどんすごいことになっていくなと思う。
戦国よりも遡り、平氏まで出てくる。

清正と晴家は自分的に数少ない良心だなと思う。
晴家と景虎の絡みは純粋に好きだし微笑ましい。