【読了】炎の蜃気楼(ミラージュ)〈28〉怨讐(おんしゅう)の門 破壤編 (コバルト文庫)

長い長い怨讐の門も遂に完結。
だが、完結という終わり方には程遠い。

解決したかと思えばすぐまた次の問題、
と息もつかせぬ展開は、面白いと言えば面白いのだが
冗長で疲れると言えば言えてしまう。

伊達政宗が随分と気の毒で。
ただ、むざとやられはしないところは恰好良く、面目躍如か。
ただ個人的には政宗公の扱いもあまり納得できなかった。

2015.4.20