【読了】炎の蜃気楼(ミラージュ)〈26〉怨讐(おんしゅう)の門 黒陽編 (コバルト文庫)

一蔵の話をきっかけに遂に自分の魂云々の話を直江から聞き出す高耶。
正直、先延ばしにして事態が改善するどころか悪化の一途を辿るのだし
謙信に見放されて総大将を降ろされたわけではないと知ることで
少しは楽になるところもあるだろうから、さっさと事情を話せば良いのに
と自分は苛々していた。遂にここに来て、である。

清正が再登場するのは、中々に熱い展開だと思う。
しかし闇戦国や上杉夜叉衆というところからは随分離れてしまった。

2015.4.4