断章と銘打たれつつも歴とした編。
自分はこの辺りから、徐々についていけないかもと思いだしてきた巻である。
直江が好きな人には逆にここから、という感じだろうと思う。

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部分では佐々成政が再登場し、小百合姫に対し生前犯した罪を
今生で償うことになる。転生した今生ではなく換生であるが故、罪の記憶も確かであり
だからこそ逃げずに向かっていく佐々と、愛しているからこそ憎く、それでいて愛しているという
小百合姫の複雑な気持ちの描写がとても切なかった。
中学時代の高耶が主人公の『凍てついた翼』も、他の話とは一風変わっておりそれでいて高校生の高耶を知る上で非常に大切な一編。
譲との友情がこうして育まれていったのかと思うと微笑ましくもある。
だからこそ、『最愛のあなたへ』で高耶が置かれている立場が気の毒にも感じてしまう。

2015.1.12

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