水曜どうでしょうDVD全集 第1弾 原付ベトナム縦断1800キロ ネタバレあり感想

水曜どうでしょうDVD全集 第1弾 原付ベトナム縦断1800キロ

兎に角面白い。何がこんなにおもしろいのだろう。
不思議な魅力のある番組なのだ。

行きしなにありとあらゆるハプニングを起こしていく
という大泉さんの決意表明からして既に笑えてくる。

ニャンさんが一緒に恋人よを歌ってしまう
のんびりした雰囲気も好きだ。
しかし車外は結構危険な状況。
追い越しをしてくる側が日本なら遠慮して
対向車がきたらやめるだろうに
パッシングしてそのまま来るのも凄いし、
雨が降ったり晴れたりの天候の変動もきつい。
手で押すと曲がるヘルメットも恐ろしい。ただの飾りなのである。

チーム40の件も笑えた。
常にクラクションが鳴ってる環境で、数日もすれば
日本人でも慣れてはくるだろうが、
ミスターも鳴らしていくのが面白い。

みんなでビーチに行こうと誘おうとしたら
ミスターが部屋にいなくて、3人で行くというのも仲良しだが
実は一人で先に行っているというのも楽しい。
こういう男子高校生みたいな仲の良さやノリが
やはりどうでしょうの魅力のひとつ。

田舎の街頭の無い道で試しに「ブラインドアタックだ」
と冗談で一瞬車のライトを消したことがあるのだが
本当に想像以上に真っ暗になるのだ。
夜になってさすがに反省したという藤村さん。
これだけ暗くて交通ルールも日本と違う中、
本当に危険。車についてきて、と言い出すのも
やはり真剣になってしまったのだろう。

副社長がトランシーバー届けてくれるエピソード
凄いがお怒りでなんだか申し訳ない。

車が先に行くのは一般的なテレビはこうだが、浅墓
と言い切るのがまた笑える。
自分たちが前にいたら君たちが牛にぶつからない。
すごい理由である。

あと10km強でゴールの局面でパンクしてしまうが
あれだけの道路状況ではそれはパンクもするだろう。
多分多いのだろうし、だからこそ対応も早いのだろう。

ホーチミンが見えてきて頑張れ、という藤村さんの言い方に
愛を感じた。
「駄目だ」と一番に泣いてしまうところも好き。
もらい泣きしてしまう。

六年間ありがとう。六年である。
その間に大学生だった大泉さんも東京で名の知れた役者さんになった。
歴史である。
エンドロールでゲストで来た他のTEAM NACSも出してくれて
嬉しかった。