進撃の巨人(18) ネタバレあり感想

進撃の巨人(18) (講談社コミックス)
諫山創

教官の回想、まさかこんな内容だとは。
生まれてきてくれただけで偉いとエレンを抱きしめる母の姿が切ない。

立体機動の訓練がうまくいかないエレンが
実はベルトが壊れていてのにあそこまで頑張った、
という表現かと思いきや
更に教官がベルトに細工していたという
事実が明かされるとは。
グリシャは壁の外からきた可能性があるという壮大さも凄い。

人が人と違うのはきっと
こういう時のためだったんだと言うアルミンの台詞は、素直に良いなと思える。
話をこっそり聞いてたリヴァイは何を思っていたのだろう。

調査兵団を街の人が見送ってくれるシーンは
胸が熱くなった。

アルミンの楽しそうな目を見てオレは不自由なんだと思った、と言うエレンの告白。
広い世界の小さな籠で自由を奪われてると知って許せないと思った
自由を取り返すためなら力が湧いてくる。
自由を追い求めるエレン。これも重要なキーワードだ。

エルヴィンの
隠し事があるのは彼らだけではない
我々は互いに望んでいる
ここで決着をつけようと
という件も圧倒される言葉だった。