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松山ケンイチ (出演), 香里奈 (出演), SABU (監督)

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27歳、彼女なし。ごくフツーのサラリーマンであるダイキチが、祖父のお葬式で出会った孤独で悲しげな女の子は、おじいちゃんの隠し子だった!?引き取り手のないその少女・りんを男気を見せて連れ帰ったダイキチ。こうして、突然、二人の共同生活が始まった!
慣れない子育てにあたふたしつつも、いつもりんのことを一番に考え、底なしの優しさで包み込み育てていくダイキチ。そんなダイキチに心を開き、無邪気な笑顔を見せるようになるりん。ひょんなことから一緒に暮らすことになった二人が、周りのみんなに支えられ、見守られながら、本当の家族のような愛情と絆で結ばれていく。

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原作の漫画がとても好きなので見てみた。
松山ケンイチさんは大吉のイメージとは違うけれど
短髪でイメージを近づけてくれているし
特別にいい人ではなくきちんとした普通の人であることが魅力の大吉を
素敵に演じてくれていたと思う。
りんちゃん役の芦田愛菜さんは言うことはない。
いたいけで可愛らしく、だんだん笑顔が増えていくところが
見ていてフィクションだとわかっているのにほっとする。

ただ役者は良いだけに何故原作を改変してしまったのか。
原作の淡々としたところが素晴らしいのに、
のっけからいらない大吉の妄想が始まる。
まぁこれは映画としてツカミを入れたかったのかなと
百歩譲るとして、実際に会った二谷ゆかりが
妄想または芸能人にそっくりな美人、なのかと思ったら
実際にモデルをしている設定なのは最悪だし意味のない変更だ。
ゆかりの職業だけでなく性格まで変えられており、
乱暴な言葉遣いをするのでびっくりした。
大吉の妹のカズミも幼稚園の先生設定で、変に関わってくるが
やはり性格は荒いし、
Wikipediaによると
『前半は原作エピソードを基にしつつ後半は林民夫のアイデアによるドラマチックな展開』
でコウキがただのクソガキでりんを巻き込んで家出し
大吉たちだけでなくカズミも捜索に乗り出している。
彼氏のキョウイチという謎の役で綾野剛さんが出てくるが
原作には勿論いないし出す必要があったのか? という感じ。

映画オリジナルキャラクターで児童相談所職員も
原作でひとつひとつ冷静に考えてりんとの関係を積み上げていく大吉の良さを砕き
結局は甘いことを言ってるんだというアピールに思えて
ただただ邪魔な存在でしかなかった。

Wikipedia に
『原作にはないダンスシーンではダンス初体験の松山ケンイチはかなりの練習をしており』とあったが
折角役者が努力をしても、それは物語上画蛇添足でしかなく
非常に残念である。

折角良い役者ばかり使っているのに
こんなに滅茶苦茶にするくらいなら、
うさぎドロップではなくて単に血のつながらない親戚を引き取った
若者の悪戦苦闘としてオリジナル映画を撮れば良い。
うさぎドロップの映画化として作るなら
うさぎドロップの良さを生かしてほのぼのしたストーリーで撮ってほしかった。



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