探偵はBARにいる ネタバレあり感想

探偵はBARにいる 通常版 [DVD]
大泉 洋 (出演), 松田龍平 (出演), 橋本 一 (監督)

東直己のススキノ探偵シリーズを大泉洋主演で映画化。ススキノのBARを根城にする探偵の下に、ある夜「コンドウキョウコ」と名乗る女から奇妙な依頼が舞い込む。依頼を引き受けた探偵は直後に命を狙われ…。共演は松田龍平、小雪ほか。通常版。

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原作未読。
レビューではあまり良い評価ではないものも
多く見受けられたが
自分は楽しめた。

役者さんが個性的な人が多いので
その当たり万人受けするわけではないかもしれないし
脚本にも突っ込みたいところはいくつかあった。
が、引きこまれたしつい笑ってしまうシーンもあった。

ストーリー展開自体は非常にベタで
全く予想を裏切らない結末であり
単館モノや自主制作モノに通ずるものを感じるのだが
それがまたどこか安心して見られるとも言える。

役者の力が大きいかもしれない。
何か解決する訳ではなく、ただ振り回され巻き込まれていく
大泉さん扮する”俺”だが
それがまた味にもリアリティにも感じる。
このリアルさと、脚本上のありえないこととの差が
気になると言えば気になるのだが
ドンパチ映画と割り切れる人には普通に面白く見られると思う。