打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか? []
広瀬すず (出演), 菅田将暉 (出演), 武内宣之 (監督)

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「もしも、あのとき…」
夏休み、とある海辺の町。
花火大会をまえに、「打ち上げ花火は横からみたら丸いのか?平べったいのか?」で盛り上がるクラスメイト。
そんななか、典道が想いを寄せるなずなは母親の再婚が決まり転校することになった。
「かけおち、しよ」
なずなは典道を誘い、町から逃げ出そうとするのだが、母親に連れ戻されてしまう。
それを見ているだけで助けられなかった典道。
「もしも、あのとき俺が…」
なずなを救えなかった典道は、もどかしさからなずなが海で拾った不思議な玉を投げつける。
すると、いつのまにか、連れ戻される前まで時間が巻き戻されていた…。
何度も繰り返される一日の果てに、なずなと典道がたどり着く運命は?
繰り返す、夏のある一日。
花火が上がるとき、恋の奇跡が起きる――

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元はオムニバステレビドラマ『If もしも』の一篇だった本作。
ドラマ版の方は未見。
印象的なタイトルはIfのスタッフからの強い意向だったそうで
Ifというコンセプトからも当然だし
結果的に原タイトルより良いものになっていると思う。

主題歌については流石米津玄師さんで
非常に美しくすっと耳に入ってくる心地よいメロディ。

絵も綺麗だなと思ったらシャフトさんだった。

個人的な見どころはこの2点くらい。

ドラマ版のあらすじから想像していた内容と
だいぶ違った。

なずなの義父になる人は優しいかと見せかけて
子供を殴るようなクズ男である。
母親も横暴で、当初抱いていた思春期の娘が反抗しているのではなく
虐待が不安になるような描写だった。

声優については、メイン二人に役者を起用しており
思ったほど違和感はなかったが、かと言って良くもない。
キャラ立ちしていなかった。

Ifではなくてタイムリープを繰り返すなら
ちょっと設定的にありふれたものになってしまうし
タイトルの花火が全く重要でなく、答えもなく、
青春映画にもなっていなかった。
あとは下品なセクハラジョークがちょいちょい挟まれていたのは
なんだったんだろう。

祐介をもっときっちり描けば、恋愛面でも典道との友情面でも
深みもでただろうに、
祐介も典道もはっきりしない男で魅力を感じられない。

ラストも唐突で、そこで終わってしまうのかと
エンドロールが流れ始めて驚いた。
視聴者に委ねるにしても描写が不親切。

もっと丁寧で、ノスタルジックな切ない物語を期待していたので残念。

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