BEASTARS(17) (少年チャンピオン・コミックス) (日本語) (紙) – 2020/1/8
(著)

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シシ組が知る、メロンの弱点とはいったい…!?
メロン捕獲に失敗し、シシ組に拉致されてしまったレゴシ。
処刑として海に落とされたレゴシだが、かつてサグワンに
教えてもらった海洋語のおかげでなんとか一命を取り留めた。
その根性をかわれ、メロンに対して複雑な感情を抱えていた
シシ組からメロンの弱点を教えてもらえることになったのだが…!?
一方、ルイとジュノの関係にも進展が…!?
そして、ゴーシャがなぞのコウモリ集団に襲われて…!?

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普通に考えるなら、ルイはこのまま大学生として
同族の婚約者と付き合うべきなのだろう。
しかし『強き被食者』の姿はとても恰好良いし
シシ組といるルイの姿は生き生きしているようにも見える。
ジュノのことも、思いの外考えている様子だし
滅多に見られない歳相応のルイがとても可愛らしい。

猫科はスピリチュアルなことに理解があるという設定も面白い。
髭で占いをしているライオン達を見て
レゴシが自分の髭を渡すところが如何にもレゴシらしい。

デシコのキャラクターはまだ読めない。
さらっとコモドオオトカゲの話が言及されているが、
ゴーシャさんは一体どうなったのか。
動物の体を通したものが昔は肉の代わりになっていた。
コピ・ルアクで刺激を受けたレゴシが
ルイにあなたのことを美味しそうだと思いたくない
というのはちょっと辛い。
本当にデシコは、そんな重要なことを言い忘れていただけなのだろうか。

それと、メロンの講義内容からすると卵や牛乳も
同様の効果があるのかと思えるが、今まで
卵や牛乳の摂取については普通に描かれていたはず。

ハルちゃんがメロンに目をつけられるという最悪の事態。
しかし生徒の目の前で自傷行為をする非常勤講師、
人間社会でならニュースになり解雇もされそうだ。
食べる為でなく殺戮衝動で殺すというのはまるでトロフィー・ハンティングで
純粋な食欲よりも業が深く感じる。

草食と会いたくない気持ちのレゴシのところに
尋ねてきて泊まると言い出すハルちゃん、積極的である。
我儘さと可愛さ。
レゴシに心配をかけたくないからメロンのことを言わないハル。
男の匂いがするのがわかっていて問い糾せないレゴシ。
2人らしい反面ここで話し合っておいてくれていれば
多分この後に起こる面倒事は起きないのだろうに。

草食と接したくないと思っていても、彼女から男の匂いがしても
それでも会えるのは嬉しいと思う純粋さ。
確かにレゴシとハルが逆だったら、あっさりカップル関係は成立していそうだ。

表紙の真っ白なレゴシは美しいと思ったが
まさか勘違いの結果だったとは。相変わらず予想できない。
ハルちゃんもハルちゃんで、汚したものをそのままにして
起こさず書き置きもせず出かけないで欲しい。
それに驚くどころかお揃いと笑うのもマイペースだ。
まぁそれくらいでなければレゴシとはやっていけないのだろうが。

『現実』を実感したレゴシが及び腰ではなく、ある意味開き直って
ハルと結婚しようと思えたのは成長と言えそう。
折角彼女が泊まりに来ているのに置いて出かけるのはどうかと思うが
謝ったり言い訳したりせず、キスをして心配ないからと言えるのは
レゴシにしては及第点だろう。

メロンの過去話は悲しい。周りの大人たちは何をしていたのか。
いじめがなければこうはなっていなかったのか。
それにしてもレゴシは行動する前にヤフヤなりシシ組なりに連絡して
手錠や拘束具くらい用意していて欲しい。
なぜこうも真面目なのに向こう見ずなのか。
センター街にわざと逃げているメロンに対し、やはりレゴシはまだ子供である。
事の真偽を問わず肉食に警告してくる警察のあり方も悲しいが
リアルでもある。

もしもハルと出会っていなかったら。
レゴシだけでなくメロンにも我知らず影響を与えているハルちゃん。

癒やしの存在であるジャックたち。
レゴシのことを話していたら現れたレゴシ。
真っ白だし傷だらけだけれど、ぶんぶん尻尾を振って出迎えてくれるのが可愛いし有り難い。
一体どれくらいで毛は生え変わるのか。まさか換毛期まで待つのだろうか。
その間バイトは?
”普通”からどんどん離れていくレゴシが心配でもあり
だからこそ友達と接する時間は大切だとも思う。

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