原作既読。
小説について、面白いしはっとさせられるところはあったものの
描写が期待していたよりも浅いと感じてします。
登場人物に感情移入できず、評判の感動というほどのものは得られずに終わり
そのせいか、映画版も同じく表層のみの印象で終わってしまいました。
小説に比べてかなりカットされていることもありますが
表面だけでいまひとつリアリティがない印象があるのです。
ものを作るということは大変なのだな、というのは
完成パーティでじんわりと感じられました。
2016.6.11
月は清かに空にあり