べしゃり暮らし 9 (ヤングジャンプコミックス) コミックス – 2009/11/19
森田 まさのり (著)

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芸人を目指す、店も継ぐ。
見る人が見たら親孝行で自分の夢も追っていて偉いし
圭右に中途半端だと言っているお父さんも実は、
店は継がせたい夢も叶えさせたくて中途半端というのが
人間味があってリアルです。

覚悟について考えて、看板を見て泣いてしまう圭右が泣かせます。
舞台に立ちながらごめん やっぱり俺は蕎麦屋は継げない
と決意するところも恰好良いです。

「根津、しのぶが好きか? そばを打つ気はあるか?」
とお父さんが根津さんに問うシーンも
如何にも頑固親父だけれど情がある感じでしびれました。

本編とは関係ないですが、ネタの中で
ルーキーズ100円がドラマになったら300円というのは
もしかして本当なんでしょうか。笑

MCフラワーがマイルドになったし飲食店ネタは封印
というのを聞いて、
「またうちをいじるくらいしてみろ
気遣って芸の幅を狭められたんじゃ俺のケジメがつかない」
というお父さんは筋が通っていて恰好良い。
実際にこんなライブがあったら、
もう自然消滅していたと思ったねず花の復活
そして解散ライブに立ち会えて
ファンとしてめちゃくちゃ嬉しいと思います。

はるみさんのやっていたことは個人的には許せないです。
本人の知らないところで勝手に、というのは酷い裏切りだと思います。
でも、彼女なりの理由があったことはわかります。

専門学校へ行くことを決めた圭右君たち。
才能あるやつは認めていくことにした、と言い切る圭右君が良いです。
学費免除バトルの為に三人で組もうという話になるのも熱い展開。
口では無理だと言いつつも、暫定という言葉にがっかりしてしまう子安君。
新井さんが言う、
「ネタが作れるやつが自分で演じないなんてもったいない
何もしないうちから諦めちゃだめ
可能性は試さなきゃ」
というのは非常に名言です。
実際芸人として目が出るかは別として、試さなければ
きっと後悔してしまうでしょう。

タイトルを回収するトリオ名『べしゃり暮らし』も
コマ割り、子安君が考えたという設定
どれを取っても絶妙です。

この巻で登場するはるかちゃん、
初めはどういう子なのか不安に思って読んでいました。
テレビに出たい、とはっきりしていて
オモテウラがないし、やっぱり初回から良い子だったのだなと後から思いました。

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