幼い頃から動物好きで、しょっちゅうあちこちの動物園に連れて行ってもらい、
抱ける、乗れると言われたら大喜びで出かけていき、
象やライオン、ラマ、うさぎやモルモットなどいろんな動物に触れてきました。
特に魅せられたのが犬なのですが、次に魅せられたのが馬でした。
馬が如何に賢くおとなしく優しい動物かを父に聞かされていたこともあり
何度か引き馬に乗せてもらい、
「犬以外で飼いたいペットは」と訊かれて「馬」と答えるような子供でした。
大人になってからも同じ答えをして、「(競走馬の)馬主になりたいの?」と言われたことがある。笑
馬ともっと仲良くなってみたい。意思が通じ合ってみたい。
可能なら裸馬に乗れるくらいになってみたい。
そんな夢を抱いたまま、そのままになっていましたが
今回機会を得て乗馬体験に行ってまいりました。
武蔵増戸駅から徒歩1.3Km。辿り着いた日の出乗馬倶楽部さん。
まずはチャップスとヘルメットをお借りし、
グローブはバイク用のものを持参していたのでそれを使用。
馬場の隅で待ってくれていたのがブラウンシュガー嬢。
少し小柄でおとなしいお馬さんです。
鞍や鐙など全て整った状態で、シュガーちゃんが踏み台の横でスタンバイしてくれています。
1時間つきっきりで指導員の方が丁寧にわかりやすく
乗り方や手綱の持ち方、目線や姿勢など基礎からきっちり教えてくださり、安心して堪能できました。
実を言うと、無邪気に「お馬さんかっこいー」と乗っていた頃と違って
大人になると「落ちるかも」とか邪念があって
怖く感じるかなと心配していたのです。
でも、「やっぱり結構揺れるなぁ」とは思ったのですが全く怖さはなく。
楽しい気持ちで乗せてもらえたのが嬉しかったです。
シュガーちゃんが丁寧に歩いたり走ったりしてくれ、指導員さんがわかりやすく指導してくださったお蔭です。
銀の匙という漫画で馬術部の高校生が、
馬に初めて乗った時に目線が高くなるけれど
「生き物に乗ってるからかな… 高いのに地面とつながってる感じがする…」
というシーンシーンがあります。
普段、たとえばバイクに乗っていると、乗用車より目線が高くなって大体バスくらいになるんですがやはり本当に地続きというのがしっくりきます。
バイクは鉄馬とも言われますが、
バイクと違って馬は自分の足で立っていて、
アクセルを緩めたらコケるなんてことはありません。
でも逆に、こちらが何もしなくても、勝手に走ったりはしないのですが
蝿を払ったりしようとして首や足、尻尾が動きます。
これがまた魅力のひとつであろうと思います。
馬に魅せられた理由のひとつであるしなやかで美しい肢体が歩く度に動き、
筋肉の動きがダイレクトに感じられるところが
乗馬の楽しさのひとつでもありました。
また乗りたいなと思いました。入会しようかビジターでいいか悩み中…。

じゃらんnet予約第一号だったそうで、キーホルダーをいただきました。
日の出乗馬倶楽部
所在地: 〒190-0155 東京都あきる野市網代394
電話: 042-596-0028
武蔵増戸駅から1.3km。
駅から出たら右折して61号線に出たらひたすら真っ直ぐ。

山田大橋を超えます。

大橋から見える景色。ここを超えればもうすぐ。

この看板のあるところを左折して少し行くと、馬場が見えてきます。