【読了】遠まわりする雛 (角川文庫) By saya投稿日: 2014年6月9日 このシリーズはどれも学園ドラマの平凡でありながら誰しもが懐古する甘酸っぱさやほろ苦さが描かれていてとても好きなのだがこの巻も非常に好き。 全てのエピソードが流れて繋がっていく感じとタイトルの付け方が秀逸だと思う。生き雛が遠回りをして行列を作った、ということは勿論のことまだ若い彼らが遠回りしつつも前に進んでいく様を感じ爽やかな感動が得られる作品だと思う。