【読了】Sエス―最後の警官― 4 (ビッグコミックス)

image

ネタバレあり。

遂に正木との対決。

はっきりとした悪役を出してほしくなかった気もするが
漫画としては必要なのかもしれない。

嵐さんが恰好良い。
「蘇我の言うとおり、神御蔵に関わって痛い目を見ている」。
嵐と伊織が、一號の窮地を救うことになる。
ふたりのミッドナイトエントリーは中々に心震えるシーン。

伊織がNPSへ出向で新しい展開。
「Sにもなり切れず警察官ですらない」という伊織の言葉はかなりキツいが
似ているだけで一般人を誤認逮捕しかける一號は流石に『ナイ』。
速田さんの
「自分の中の正義を実行するために法を無視する…
それはテロリストと同じだ!!」
という台詞は全くそのとおりだ。

一號の実家とも言えるゆづるの家に行ったことで
伊織が揺れつつも認めない、認めてはいけないと思い直すシーンは印象的だ。

2015.8.15