さきちゃんたちの夜 By saya投稿日: 2014年3月12日 短編オムニバス。 全てに共感出来るわけではないにしろいろんなさきちゃんたちの物語のところどころに胸に響いてくるものがあった。 ただ心配なだけ、存在が貴重すぎて、力になりたくて、自分が見えなくなるほどそういう、恋と呼ぶには軽すぎ、愛と呼ぶには重すぎるような感情は自分にも覚えがある。 不思議なこと、辛い過去、いろんなちょっとしたことが的確な言葉で表されていて、すっとほどけていく気がする。 さらっと読める小説。