ホムンクルスの親玉登場。
シリアスな場面の中にも入るギャグシーンが非常に好き。
「将を射んと欲するなら将を射っちまえばいいだろが!!ズドンと!」
は名言だと思う。(笑)
リンに賢者の石が流し込まれるということも衝撃だが、
俺はこれでいい、手を出すなというリンの覚悟が凄まじい。
イシュヴァールから逃げた自分を恥じ、
残って間違っているものと戦うべきだった
ここがまた戦場だと言うのなら自分ひとりどうして逃げられようか
というアームストロング少佐もとても恰好良い。
「試されている。光栄じゃないか」
「化物だと言われる自分が本当の化物と闘っている時にこそ
己れがただの人間であることを実感できる」
というマスタング大佐の台詞も良い。
メイとランファンの争いをあっさり止めてしまうノックス先生もまた面白く
次の巻への伏線を散りばめたまま続く興味深い展開。