幼い勝呂に要とはなにか訊かれて、
大事な物、とかではなくきちんと
「扇の持つところ」と説明する柔造が良いなと思う。
真心を受けてストイックに努力してきた勝呂。
もう戻れない、と思う姿は見ていて辛い。
燐が覚悟を決められないのも、
確かに人の味方でいなくちゃというのは
当然そういう考え方になると思う。
そこから、何を持ってして悪魔なのかという疑問を
外道院との会話から思わせる構成が素晴らしい。
折角差し出された手を取れない出雲が
もう遅いと思いながら助けてと泣く。
… … 続きを読む >青の祓魔師 14 (ジャンプコミックス) 感想