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天才の孤独だなんて言葉もあるけれど。
天才だとか先生だとか言われて、羨まれたり距離を置かれたりして
でももっと自分はそんな人間じゃなくて、という藤谷さんが見えてくる気がする
”嵐が丘”のⅠとⅡ。
藤谷さんが、本当は坂本君が羨ましいんじゃないのか、という件は
とても好きだった。

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そして、それと対を成すように坂本君目線で描かれる”ムーン・シャイン”に、
坂本君がどれだけ藤谷さんの音楽を、藤谷さんを愛しているか、
坂本君自身がどれだけ音楽が好きなのか、
そういったことが描かれていて、胸に来るお話。

歩道橋を二人で歩きながらの会話はとても印象に残っている。
音楽に限らず、なにかを本気で創作したことがある人には
頷けることが多いのではないかと思う。
自分もそのような作り方をする人間なので、
自分たちの音楽は涙だよね、という表現は非常にすとんと腹に落ちたし
非常に印象的。

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