PとJK [DVD]

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地元函館が撮影地な点に興味を持って見てみた。
漫画は読んでいないが、おそらく函館が舞台な訳ではなく
単に景色の問題なので函館が選ばれたのだと思われる。
そうした理由で撮影地が決められていると、
場所が函館である必然性がないので
景色の綺麗なところだけを選んで撮影していて、
地元を知っている人からすると違和感しかない。

青柳町からわざわざ電車に乗って二十間坂の店で合コン、
帰りは十字街の電停ではなく末広町の電停まで走る。
デートは元町公園。
わざわざ市場へ買い物に。
しかし観覧車はなんと留寿都まで撮影に行っているそうだ。
折角函館なのだから日本最古の観覧車に乗ればいいのに
一般の観覧車とイメージが違うしカメラさんが一緒に乗れないからなのだろう。

田舎の22時過ぎ設定に信号待ちのために
東京並みのエキストラが集めなくてもいいし、
そんなに危険な裏路地は函館には無い。
駅のパン屋ってJR函館駅? JRをほぼ利用しない地元人にとって
バス停、電停はともかく駅ってどこだろうと思ってしまう。

遺愛は女子校なので、どうしても男子生徒がいるのが
設定だから仕方ないのにびっくりしてしまう。
お嬢様学校ではない設定だとは言え
不良も警官も車で気軽に入ってこれるのも不思議。
そんなところで痴話喧嘩をしていたら
東館から丸見えではなかろうか。

高校名だけでなく、単に景色を借りてきたいだけなら
電停の名前などもすべて変えて架空の街にした方が
まだ良いのかもしれない。

吹奏楽とチアは本当にI校生らしく
エキストラ参加なのか I校の制服を着た人もいて微笑ましい。
それと土屋太鳳ちゃんがとっても可愛い。

自分が使っていた教室をはじめ校内が見られたのは嬉しかった。

ここからネタバレあり。

功太自分から誘っておいて友達の姉貴は大変無責任である。
功太も未成年だと知ったなら余計に送ってやるべきだ。

娘が怪我して病院にかけつけた父親が
功太が彼氏じゃないと聞いて、だったらいいんだけど
と言うが、どのあたりが良いのだろうか。
寧ろ彼氏じゃないならそんな時間まで一緒にいた
どこの馬の骨ともわからない男、不審に思わないのだろうか。

舞台が函館なので余計感じるが
終電や終バスが早い田舎で21時過ぎにほっつき歩いているのが
もう違和感が出てくるのに、娘が年齢を偽って合コンに行って
16歳の分際で終電帰りが今どきは許されるのだろうか。

若いのは礼儀がなってないなどと言い出すし、
変な頼みを功太 にするしで、どうも好きになれない父親である。

遊びじゃなくきちんとしたいから結婚、というのは
そこまで無茶ではないが、そこに至るまでの展開が早すぎてついていけない。
ロミオとジュリエット的な、一目惚れということなのだろうか。

大神は結構好きなキャラクターだったが、
傷害罪の現行犯の割に学校の処分は謹慎、
クラスメートも割とみんな馴れ馴れしいし、恐れられている感じが
あまりしなくて、キャラ設定がよくわからない。

歌子が守秘義務だからと言われて
家族なのにと返す非常識さにびっくりだ。
これは功太が正しい。
”何も話してくれない”にカウントするべきではない。

学園祭であれだけ人がいて、女子高生ひとり連れ去られて
周りは誰も気が付かないのだろうか。
実際にあったら大問題に発展しそうだ。

功太が借りた原付きでコスプレのまま駆けつけるのは不自然だし
なんで一介の交番勤務の巡査長が
小芝居を打って、合図を出すまで突入を待つという作戦なのか。
何故か従う上司たち。そして刺されるという大失態。
ただこうなったとき、彼女という肩書より妻の肩書は重要ではある。
病院も警察もろくに彼女レベルの部外者を相手にはしてくれないので。

常に解放されていて自分がストレッチに使っていたレベルの講堂に
「もうしめますよー」と用務員さん?か誰かがきて
ついなんでやねんと心の中で突っ込んでしまった。
そしてそこから感動のエンディングのはずなのだが
突然ミュージカル調になり、無意味に人が集まって歌いながらついてくる。
この学校にはHRなどはないのだろうか。
保健室に行っていることにしておいて、的なことだったのかと思っていたが
歌子はそのまま帰ってしまう。
なぜかパトカーはブライダルカー仕様になっている。
先に帰ってるよと言った上司は弁天町の交番まで電車で帰ったのか
わざわざ2台のパトカーで来たのか
というかこの運転手が上司なのか。
歌子の妄想設定の表現なのかなとは思うがツッコミどころしかなくて
忙しい。

少女漫画原作だから仕方ないのかなと思ったが
どうも原作とは結構違うようで。
導入部を読んでみたが、自分が気になった合コンの日も
原作だと功太はちゃんとタクシーに放り込んでいるようだ。

不思議な映画だった。
撮影地を函館だの京都だの、原作に必然性がないのに
景色が綺麗なところで撮ろうとする映画はまぁこうなりがちではある。

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