べしゃり暮らし 13 (ヤングジャンプコミックス) コミックス – 2011/11/18
森田 まさのり (著)

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遠回りしたけどたどり着いた本物の夢の入口、と三人がやりきった表情なのがとても良いし、
ニップレスとべしゃり暮らしが売れなきゃ作家やめてやるという台詞もなかなかぐっと来ます。

代役辞退しろと言ってくる先輩がちょっとむかついてしまいます。
多分悪い人ではない、というキャラなのでしょうが。
文句があるなら決めた人に言えばいいのに。

そしてその後は汚い大人の世界が続きます。
嫌になるほどリアルです。
正義を貫くなら告発かもしれないけれど
折角優勝したのに、と大人たちからの圧力を受けて
まだ十代なのに。
どうしようもない中でもせめて謝ってもらおう、はるかが可哀想
という静代ちゃんもとても良い子です。

そしてまた、順風満帆に見えるるのあーるの裏話も描かれます。
バイトする間もなく働いているのに月収9万。
梵さんが「芸人になる夢は諦めて真面目に働け」
と言われているシーンは見ているだけでもキツイです。
笑えるネタが書けないと行き詰まっているところに
悪夢のような知らせ、お金もなく人生に行き詰まっているところで
偶然降りてきたものをブリッジにしてネタに昇華させるのは
誰でもできることではないと思います。
ネタがつまらなくてもブリッジでつい笑っちゃうというのは確かにあることですし。

本当の自分がバレませんように、という言葉に
どうして今まで上妻君に対して冷静でいられなかったのか
思い返して納得してしまい、梵さんにも感情移入してしまいます。

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