進撃の巨人(22) (講談社コミックス) コミックス – 2017/4/7
諫山 創 (著)

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エレンのお母さんを食べた巨人がダイナだった
というのは衝撃の事実。ダイナとしては意識がないなりに
グリシャの血に反応しているのだろか。

巨人の脊髄液を吸収して化け物になるなんて同じ人間じゃない。
人は自分と違う物を嫌悪する。それは動物としての本能でもある。
だからこそなんとも言えない気持ちになる。
気になったのは3-4mの巨人に調整するからという台詞。
摂取量などで調整できるものなのだろうか。

フクロウの正体にも驚いた。
9つの巨人の力を継承したものは13年で死ぬというのも驚きの事実。

これが自由の代償だとわかっていたなら払わなかった、という台詞が悲しかった。
自由のために戦った進撃の巨人。
だからその力を引き継いだエレンは自由を追い求めるのか。

届けられたユミルの手紙も悲しい。
届けてくれたことも、大した内容が書けない事実も辛い。
ユミルがエレンに言いかけていた言葉は『敵は世界』だった。

エルディア国の中でも巨人になれる特殊な人種ユミルの民。
マーレが大多数のエルディア人を収容区で生かしているのは
無垢の巨人として軍事力の頭数に加えられるから。
酷い話なのだが、その条件があるからこそ生かされているとも言える。
フリッツ王は始祖の巨人と不戦の契りを交わし、
壁の王は民を道連れにエルディアの滅亡を望み受け入れていると言う。
記憶を奪い外の人類は滅んだと思い込ませ、束の間の幸せを作り出す。
まるでエデンの園のようだ。
何も知りさえしなければ幸せだったのだろうか。
どちらが幸せなのだろうか。
臆した王から始祖の巨人を取り上げるのがイェーガーの使命。
王家の血を引くものを巨人にして接触すれば
始祖の巨人の力を扱えるかもしれない。
巨人にしなければならない時点であらゆるリスクがつきまとう。

壁の向こうには海があって海の向こうには自由がある。
ずっとそう信じていたエレン。
「でも違った海の向こうにいるのは敵だ
向こうにいる敵全部殺せばおれたち自由になれるのか?」
折角念願の海を見たはずなのに、悲しい現実ばかりが立ちはだかる。

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