進撃の巨人(26) ネタバレあり感想

進撃の巨人(26) (講談社コミックス) コミックス – 2018/8/9
諫山 創 (著)

巨人が町の中で入り乱れる迫力の戦い。
ジャンは相変わらず冷徹になりきれていない感じが
人間らしく魅力のひとつとも言えるかもしれない。

屋根に光をつけていたのが滑走路の誘導灯替わりだったのは滾る展開。

戦鎚の巨人の水晶化を味方の巨人の顎で砕くとは
合理的なのだがえげつない展開過ぎる。
為す術もなくくるみ割り器のように使われては
立つ瀬がなかろう。

ライナーにまたな、と言う言葉がまた
複雑な気持ちになる。
新生エルディア帝国の初陣、という言葉もまた
この先激化しそうな戦いを予感させる。

エレンが出していた手紙はリヴァイたちに対してで
やはりみんなが来てくれるという確信が持てていたわけではなかった。
やはり、自分の身柄を盾に取った強硬策だったのだ。

サシャの件は流石にきつかった。信じたくなかった。

イェレナの登場も色々思うところがある。
反マーレ義勇兵で、目的はエルディア人の解放。
明かされるジークの要求。
腹違いの弟エレンと引き合わせること。
ジークのエレンに対する感情を信じて良いのだろうか。
エレンはどう考えているのだろうか。

時間をかければきっとわかりあえる。
本当にそうなのだろうか。