銀の匙 Silver Spoon (9) () ペーパーバック – 2013/10/18
荒川 弘 (著)

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リア充(仮)、笑ってしまいました。

自分の得意分野に引き込むというのは、
勉強以外でもなんにでも言えるやり方のひとつだと思います。

嫌々ながらもお兄ちゃんに相談する八軒君。
実家に帰った時中学時代の友達にあって、
普通に仲良く話せるところがほっとします。
連絡先を交換して、お互い良い印象で別れていて
嬉しいです。

お父さんは相変わらず言い方がきついですが、
「一度失敗した人間は何もしちゃいけないのか?」
と言い返す八軒君。
失敗してもやり直せる、という考え方にシフトしてきて
ちゃんと前を向けるようになってきて。

シビアなタマちゃんの、八軒の夢をアキに叶えさせようとしているという指摘。
お父さんからだけでは素直に聞けないけれど
気づきを与えてくれるありがたい指摘です。

お母さんはお母さんで思う所があって、学校を訪ねてくる。
学校にお母さんが来て友達や先生と会うなんて
私が八軒君ならかなり恥ずかしくて嫌ですが。

またプチパーティー状態になり
八軒君がいると真面目な話題で盛り上がる状況を
目の当たりにするお母さん。
「兄貴みたいに勉強でちゃんと結果出して
逃げられるほど頭良くないし」
「俺が変われたのはみんなのおかげなんだ」
とお母さんにはっきり言う八軒君。
お母さんも、お父さんがベーコン美味しいって言ってた
とつい嘘を言ってしまったことを謝ってくれます。
「真剣にやってるからこそ嘘をつかれるのは嫌よね」
と反省しているお母さんに対して、
自分の作ったものに感想が欲しいよな、と理解を示すのも、
『前の俺とは違う』姿勢なのだろうと思います。

何気ない会話から豚ファンドが始まる展開、
凄くワクワクします。
タマちゃんが経理を頼まれて、二つ返事で
「いいわよ」
「信用してるから迷いなく簡単に乗っかれるのよ」
と言ってくれるのもとても嬉しいです。

買うからには一頭買いしたい、という八軒君のこだわりを聞いて、
三頭目が予定口数にいかなかったら残りを出す
と言ってくれる富士先生も本当に恰好良い。
先生の提案で解体を見に行くことになり、
実際見ることで学ぶことも多い様子。

可愛がっていた馬の内二頭は肉用で売られていった
というアキちゃん。
色々複雑だろうなと思います。

字が汚い者同士、お兄さんのノートを
常磐くんがすらすら読めてしまうのも面白い。

そしてロシア人女性と結婚したというお兄さん。
相変わらず自由です。

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