舞台『刀剣乱舞』義伝 暁の独眼竜(初回生産限定版) Blu-ray
鈴木拡樹 (出演), 荒牧慶彦 (出演), 末満健一 (監督)

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本丸では、小夜左文字がなにやら気落ちした様子であった。
近侍である山姥切国広は、悩みを聞きだそうとするが、小夜は山姥切を避けるような態度を見せる。
また、延享四年へと調査任務に赴いた大倶利伽羅と歌仙兼定は、任務先で仲違いをしてしまう。
大倶利伽羅と同じく元伊達家の刀である燭台切光忠、鶴丸国永、そして本丸の新たな仲間として顕現した太鼓鐘貞宗は、ふたりの仲違いを解決しようと思案する。
鶴丸がなにか良い案はないか主に相談すると、主から意外な任務が下された。
三日月宗近は、そんな本丸を見守っている。
一方、戦国の世では、豊臣秀吉による天下統一が果たされようとしていた。
その時代の移り目に、終わりゆこうとする戦国を憂うひとりの男がいた。
その男、伊達藤次郎政宗。
天下人への夢を燻らせ続ける政宗に、彼と信義の絆で結ばれた盟友・細川与一郎忠興は、やがて来る泰平の世を生きていくことを諭す。
政宗が天下人となることは《見果てぬ夢》なのか…
ある日、刀剣男士たちに出陣の命が下りる。
出陣先は、慶長5年(1600年)、徳川家康率いる東軍と、毛利輝元・石田三成らが率いる西軍とが大激突を繰り広げた天下分け目の大戦 関ヶ原の戦い。
そこで刀剣男士たちがみたものは――?

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少々言葉遣いが気になる。
おもん『ば』かる、まぬ『が』れなかった、『役不足』など。

歴史改変点調査が始まった江戸が舞台。
鶴丸が三日月に対して
「天より驚かせたいのはあんた」と言い、
「俺を本当に驚かせるのは骨が折れるぞ」
「だがきっと驚かしてみせよう だからおれのことも驚かしてくれ」
真顔になってから笑顔になり「あいわかった」
と言うシーンはとても印象的。

鎧の付喪神という設定も成程と思った。
確かに刀の付喪神がいるのだから、鎧の付喪神がいてもおかしくない。

歴史上、関ヶ原の戦いの幕開けを告げる”暁”の刻にいるはずのなかった”独眼竜”というのも痺れるところ。

何度めかの関ヶ原で小十郎が政宗を止めようとするとき
政宗は小十郎を躱したり刃を向けはするものの斬らず、反撃するときは殴るか蹴るかに留めている。
やはり政宗公といったら独眼竜のイメージがある現代人としては
「二度も右目を失うわけにはいかんのじゃ」という台詞は泣ける。

鶴丸が黒甲冑に取り込まれるところは鳥肌がたった。

一幕の歌仙と大倶利伽羅の遠征が5月24日の暁のときからずっと続いている。
倒す為にわざと取り込まれる。
鉄板ネタではあるが震える。

小夜とまんばちゃんのシーンが、一方その頃という感じで
大人数が出ている本丸描写ならではという感じで興味深い。
飽く迄もまんばちゃんは近侍で報告を受けて知るだけ、という状況だからこそである。

忠興が刀を投げたのはちょっとツッコミたいが。
政宗公の最期で「これが伊達と細川の夜明け」と言うのや
「僕達の主は恰好いいな」と光忠が言うのがとても良かった。

そして大倶利伽羅がラーメンを食べるところが可愛い。笑

1599年の遠足は京都の藤森だそうで。
こんのすけの表紙の旅のしおりを熟読する歌仙さんも可愛い。

筍の時期じゃない、などの台詞で季節など時間の流れがわかるし
そうすることで本丸は時間が進んでいて、関ヶ原は止まっているということが伝わるのが面白い。
スクリーンにでてくる敵の部隊名で何回ループしているかがわかるのもなるほどという感じ。
後から他の方々の感想を見て、ループに気づいたとき
背景が北極星を中心に円を描く星空になることが
反時計回り=時間が戻っている暗喩であり
正宗公の甲冑の三日月は妙見菩薩=北極星
と仰っていた方がおられ、成程と思った。

山姥切に割烹着を着せたのは堀川ではないかという考察も
面白い。
確かにあれだけ山伏国広が兄弟と言っているのを聞けば、
同じ国広である堀川君とまんばちゃんも兄弟として仲良くしていて
割烹着を貸してくれることもありそう。

三日月が舞ってみんなが手拍子をして見ているシーンは美しく
それでいて、山姥切が三日月に「あんたは何者だ」と問い
「おぬしなら、この本丸で起こるやもしれぬ試練にきっと立ち向かえる」
と答えるシーンは不穏な空気が漂う。

別にマイナスの意味ではなく、先にはまっていた刀ミュと比較して見がちなのだが
重傷になることが多く、衣装もはだけがちなことと、
お客さんに対して主、審神者とあまり言わないのだなというのが今回気がついた点。
どちらが良い悪いという話ではなく。

小夜ちゃんが修行へ行ってしまうシーンはとても良かった。
笑顔が可愛くてほっとする。

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