逃げるは恥だが役に立つ(11) 読書レビュー

逃げるは恥だが役に立つ(11) (KC KISS) (日本語) コミック – 2020/4/13
海野 つなみ (著)

格差がある。あちこちで「その世界の常識」に分かれてる
という表現に頷く。
そして中にいると、それがおかしなことにも気づきにくい。
沼田さんのまとめ方が凄いと思ったが、現実にはこんな人はいなくて
肩身の狭い思いをしながら育休を取るか、諦めるしかないだろう
とも思う。


不愉快だから無視するとノリ悪いと言われて
参加しないと仲間内だけで大事なことが決まっている。
これはありがち。
ただ、男子ノリ=誰かをいじってディスって笑うのがコミュニケーション
というのは違うと思うのだが
そこに突っ込む人がいなかったので
作者がそう思っているということなのだろうか。
北見も灰原も違和感があった。
雨山さんの言う周りを下げるために上げられるの気まずいというのも
非常にわかる。
灰原タイプの男が女にしがちなことだと思う。
大沼田会は楽しそうで良い。

伊吹さんはとても好きなキャラだった。

風見さんと百合ちゃんの関係は気になっていたので
続きが読めて良かったものの、
消化不良に感じた。