タイトルがネガティブな感じで食指が動かず放映当時は見ていなかった。
ただ周囲で評判が良かったので今回見てみたのだが、非常に良いドラマだった。

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4人の男女を主軸に描かれていくのだが、30代のリアルな結婚についての悩みが描かれ
離婚から始まるのだがだからと言ってマイナスな形ではなく
人と人との関係のあり方、距離の取り方について
模索していく感じでけして嫌な気分にならない内容となっていた。

4人とも役者さんも実力派が揃っているので、リアリティもあるし
怖かったり呆れたりもらい泣きしたりと、
4人それぞれに共感出来るところもあれば腹が立つところもあって
等身大な、友人の話を見ているような気分になった。

7話以降は毎話どこかで泣いてしまっていた。

一番自分が感情移入出来たのは灯里だったが、
彼女の頑なさは自分にはあそこまで無いもので、羨ましく思う部分もあれば
可愛げがないと腹が立つ部分もあった。
死ねばいいとか面倒臭いとかばっさり切ってしまうところが
ドラマだから笑えるのだけれど結構怖かった。

一度踏み外してしまったら、誰でもいい的な感じになるんじゃないか
という気持ちはとてもよくわかる。
なんとか保っているのだけれど、糸が切れてどうでも良くなる、でもそれが怖いという感覚は自分にもあるものだった。

自業自得と言ってしまえばそうなのだけれど、
諒が変わりたい、変わろうとしているのに
それがもう灯里の限界が来てしまった後でうまくいかなくて
それでも諦めたくなくて灯里に取り上げられないように婚姻届を必死に守ろうとする諒の姿が悲しくて、
まるで自分の人生すべてを放り投げるように
いとも簡単に指輪を捨ててしまったのが切なかった。

あの指輪を4人で探すシーンでもあるかと思ったのだけれど
結局結婚指輪は買い直したのだろうか。

諒を見ていると気の良いちょっとお馬鹿さんな犬みたいで
無邪気で悪気が無くて可愛くて、誰にでも尻尾を振ってついていってしまって
でも本当は飼い主が好きで、捨てられそうになるとすごく怖くなって
しがみつきたいけど無力で、そして無気力になってしまう感じが印象的だった。

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