【視聴了】グーグーだって猫である

原作は読んでいない。ネットレビューを見ていると、
どうも原作とは主人公が作者自身に変更されているというレベルではなく
かなり原作とは別物っぽい雰囲気。

入り込めないと、病院に猫を連れてくるとか
突然チアダンスを始めるとかは意味不明としか思えない。

沢村青自は変わった人だとは思うけれど、全く魅力的には感じられない。

小泉今日子さんの役作りは嫌いではなかったし、
上野樹里さんや森三中の仲良しアシスタントぶりは面白かった。

でも猫に対する麻子の愛情描写はかなり浅いし
仕事への思いも朦朧と徹夜もしながらしているくらいで
漫画家としての辛さや真剣さはいまいち伝わってこなかった。
グーグーの存在価値がサバの代わり、くらいで
ねこ好きをターゲットにした映画としても薄い。

グーグーという名前がgood goodなことはラストでわかったが、
タイトルの意味は不明なまま。

もうちょっと違う作り方をすれば
もっと良い映画になったのではないかと感じるので、勿体無い。

2016.7.17