【読了】勝負師の極意 新書

ネットでレビューを見て、興味を覚えて読んでみた。
自分は競馬は全く知識がなくて、一度だけ友人に連れて行ってもらったことがあるだけで詳しくはない。
ただそれでも、武さんの馬への愛情はひしひしと伝わってきた。
柔らかい平易な文章で、タイトルから連想するような強い文章ではなく、エッセイのような感じで武さんの考えが綴られおり
読みやすい一冊であると思う。
元は週刊誌の連載だったようだ。

速く走るのが難しいのではなく、走りたがる馬を抑えて
ここぞという時を見極めて勝負をかけるというのが実に興味深かった。

「勝ち以外は2着も最下位も同じ」。
厳しそうに聞こえるが、勝負の世界においてはこれが事実だろうと思う。

2014.11.8