【読了】ぼくらの祖国 単行本

自虐史観が蔓延し、全体的に左に寄り気味な今の日本では、
中立の意見を言うだけで右翼扱いされる。
そんな中でこうもすっきりと愛国心に溢れる真っ当な意見を言い、
それをまとめた著作を、これまた左翼から叩かれがちな日の丸を模した表紙で出版してくれる人がいるということに、
”ネトウヨ”の自分は非常に勇気づけられる。

ひらがなが日本語のはじまり。
自分も予てからそう思っていた。
日本人は柔軟に外から吸収し、それを自分たち流にアレンジすることが得意だが
漢字からひらがなを創りだしたところも日本人らしい柔軟さだ。

戦争に負けてから、戦争に関係するもの全てがタブーとなり
自虐史観しか教え込まれず事実を知らない人が増えた。
祖国、愛国という言葉だけで右翼扱いされる世の中になってしまった。
しかし、戦争に負けた国は日本だけではないのに、何故日本だけがこうなのか。
平和のためには、祖国を知り、愛し、守ろうと思うことが必要だと思う。

政府=祖国ではないというのもしっくりきた。
このあたりも、履き違えられがちな点だと思った。

昨今憲法について議論があり、
変えてはいけないという論を展開する方々もいらっしゃる。
だが、国際法に背きアメリカが英語で書いたものを、訳したのが憲法だ。
内容について私は思うことが色々とあるが、
内容以前に国際法に背き、戦勝国が日本を弱体化させる為に押し付けてきたものだ、ということ、知らない人が多すぎる。
ひらがなのように自分たちの使いやすいようにアレンジするくらい
許されて然るべきなのに、なぜだかアレンジすら許さず
軍靴の音が聞こえると言い出す方々がおられる。
非常に不思議である。
自分たちの国の憲法なのだから、自分たちが、日本人が話し合い
決めていくべきことだ。

東日本大震災の件を読んでいて思い出したのだが
航空自衛隊機が墜落したニュースで
左側のメディアは近隣一般市民への迷惑状況を報道し
通常のメディアでもパイロットの安否を報道する中で
ある元自衛官の方がまず何よりも攻撃によるものではなく事故であると原因について仰ったことがあった。
これを聞いて、私ははっとした。
私たちは本当に平和ぼけしていて、危機感がない。
他国から攻撃を受ける可能性について、本当の意味で自覚している人というのは
一般市民においては少ないのではないかと思う。

原発の件についてテロを警戒したり、情報を出さないようにしたり
こうした考えや危機感を覚えている人が少ないのではないか。
そうしたところに配慮してくださる方がいらっしゃることに敬意を表すると共に、
祖国を守る為に必要なことをなにもかも人任せにしてしまっては
日本人として問題であると考えさせられた。

硫黄島の件は私も事実を知ってからいつか行ってみたいと思っている場所で
一体何が起きたのか、何故なのかを知っている人は
これまた少ないのではないかと思う。
授業などでも全く教えないし、戦争があった、日本は駄目なことをした、というような認識しか与えられないからだ。

拉致問題にも言えることだが、何故遺骨を回収するという
当たり前のことが許されず、その上に滑走路を作るという
敵国だからこそ出来る残虐無道な行為を否定せずに
そのまま継承して使用してしまうのか。
信じられないと思うが、それも国民ひとりひとりの責任である。
無知であり、無関心であることが問題なのだ。

平和ぼけしているだけで、無知なだけで、
実は日本は常に攻撃にさらされているし、安全を脅かされている。
そしてこうした解決されないでいる大問題はいくつも積み重なっている。
これらの問題は、まず祖国を知ることで、多少なりとも改善されることがあるはずだ。

を勉強するまで祖国について知らなかった自分だが
今までの無知を恥じ、より学んで知識を深め
正しい認識をした上で一日本人として行動していきたいと思う。

2014.10.1